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餃子の王将 大阪王将 違い [経済]

餃子の王将 大阪王将 違い


関西圏を中心に人気の中華料理チェーンの「餃子の王将」

リーズナブルな料金設定で「庶民の味方」なんて言われています。


その「餃子の王将」に良く似ている「大阪王将」というお店もあるのですね。

北海道住みのkurosukeは恥ずかしながらその違いをよく知りませんでした。




そんな中、衝撃的なニュースが入ってきました。



「餃子の王将」を展開する㈱王将フードサービスの大東隆行社長

胸や腹部などを拳銃のようなもので撃たれ、死亡したもようです。

<大東隆行社長>
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(出典:http://fc.dai.co.jp/ceoreport/ohsho



王将フードサービスの社員の話によると、

大東社長は特に出張などがない限り、

毎日自宅から車を自分で運転して

出社していたそうです。


<京都市山科区にある㈱王将フードサービス本社>
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(出典:http://fc.dai.co.jp/ceoreport/ohsho


毎朝6時に会社にやってきては、会社の前を

1人で掃除をされているような社長だったそうです。




ところで、「餃子の王将」と「大阪王将」の違いについて

まだ書いていませんでした。



そもそもは「餃子の王将」のほうが元祖で、

1967年に京都の四条大宮で創業しました。


一方の「大阪王将」は㈱イートアンドが運営しており、

1969年に大阪の京橋で創業しました。

どちらも比較的安価な中華料理を提供するレストランですね。


大阪王将は、王将フードサービスの創業者の一族が

「のれん分け」のような形で独立して始めたものだそうです。


それぞれ創業地の名前をとって、「京都王将」「大阪王将」

などと呼ばれることもあります。






その違いですが、会社組織がそもそも違うのでまったく別物と

いうのが一般的な認識のようです。

(関西の方にとっては常識ととらえられているようですが)



かつてこの「王将」という社名をめぐって、

両社が裁判で争ったことがあります。





大阪王将側がチェーン展開を進め、

「餃子の王将」の地元京都に出店した際に

王将フードサービス側が

「王将」の名を使わせないという旨の

裁判を起こしました。



結果的には和解していますけどね。





その和解により、現在は「餃子の王将」、

「大阪王将」といった名称をそれぞれ

使用できること、と取り決められているようです。






ネット上では、今回の社長銃撃事件を「大阪王将」の

関係者によるものでは?なんて論調もあるようですが、

和解している現状では、あまり考えづらいと思うんですけどね。




どちらかというと、厳しい労働環境により体調をくずした

社員や、その家族による恨みを買った、というほうが

現実性がある気がします。

餃子の王将はブラック企業だという噂もありますし)





いずれにしても、年末にこんな痛ましい事件が起こるとは。

大東社長の冥福をお祈りいたします。



佐川急便 アマゾン 撤退 [経済]

今や物流のサービスは、首都圏をはじめとした多くの地域で「当日配達」が可能なほど進化しています。

その理由の一端は、ネット通販の拡大によるものだと言えると思います。
宅配スピードやきめ細かい時間指定など、通販側の求めるサービスレベルをいかに実現させるかの勝負が繰り広げられてきたわけですが、ここにきて異変が起こりました。

物流業界大手の佐川急便が、これまたネット通販大手のAmazonとの取引のほとんどを返上したようです。求められるレベルは高い一方で、その対価がすごく低かったから、だそうです。

佐川が返上した配送分は、これまで佐川と共にAmazonの配送を担ってきたヤマト運輸がほぼ一手に引き受けることになりそう。ただ、現状では増えた佐川分の配送を社員の残業により補っている状態で、今後さらに物流量が増えた時のことを考えると、ヤマトにとってもツラい問題ですね。



大手のムリな要求を業者が泣いて呑む、典型的なパターンだと思いますが、佐川は自社の状況を見て「これじゃアカン」と判断したんですね。ヤマトにしたって、配送量が増えれば今後の人件費増加にもつながるわけで、単純に手放しで喜べる状況ではないですが、まさか今Amzonの配送をやめる訳にはいかないのでしょう。


ただね、国内だけの問題であればいいんですけど、今後企業や業界のさらなるグローバル化が進めば、宅配業界だってそのままというわけにはいかなくなってきそうです。

海外の物流業界大手(米DHLやフェデックスなど)にとって、これからアジア新興国などでの事業拡大は重要な位置づけととらえられており、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を背景にしたアジア進出はもはや最重要課題といえるかもしれないですし、そこに日本が含まれないと誰が言えるのでしょう?。



国内でのシェア競争はもちろん大事ですが、業界の生き残りをかけた戦いの相手は国内のみならず、海外に目を向けた経営の視点が必要となってくるのは物流業界だけではありませんよ~。







Yahooニュースはこちら
  ↓   ↓   ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130930-00000010-jct-bus_all
タグ:撤退 佐川 Amazon
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